初見、二題

 深まり行く秋、読書に精出してる。このところ欠かさず繙いてるのは「シートン先生の動物記」だ。世間に名高い名著なのだが、恥ずかしい事に長い人生で実際に読むのは初めてである。それというのも実はエマちゃんが翻訳者である谷村志穂さんから頂いたサイン入り3冊本で、それを夜な夜な読み聞かせしてる次第。
 これは昨夕の事だがギャラリーに珍客が来訪した。両手に研ぎすました凶器を携え、玄関脇のガラス越しに内部を伺っていたのを発見した。開催中である山崎義郎さんがアイヌに対するオマージュとして制作したタシロやマキリ作品展に興味をもったらしく、小さいけれど真剣そうな目をあちこち動かしながら両手の鎌と見比べしてる様子だった。ギャラリー店主、姿形からカマキリと判断したが、これまたその実物を見るのは初めての事。たくさんの歳をとったけれど人生初めてというのは意外に多い。
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