よろみむら展

 これまた毎年恒例なのだが「よろみむら収穫祭」が開催中だ。能登半島輪島の郊外、与呂見という山奥の地で、本格的な自給自足生活を数十年にわたって実践中の集団が「よろみむら」である。だが如何に自給自足といえどもマネーと絶縁して暮らす事は不可能、生産物の幾分かを些かの現金に変える必要がある。当ギャラリーはかれこれ10年以上おつきあい頂いてるが、そうした尊い労働の成果物を必要最小限のマネーに交換する役割を担わせて頂いてるのである。
 よろみむら代表の村田和樹さんは禅宗のお坊さんだ。だからといって村人が厳しい戒律に縛られてるわけじゃない、一同そろって行う早朝座禅だけが唯一の決まり事である。「祈りと労働」はどこか厳律シトー修道院に相通じるけれど、時代と真剣に向き合うこうした生き方は軟弱店主には到底ムリ、せめて無農薬有機栽培のよろみ米ご飯に、よろみ梅干のせてじっくり賞味するくらいしか出来ないのが情けないところ。
「よろみむら収穫祭」
会期11月7日から18日まで
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