サカナクションを育てた...

 見られなかった紅白のサカナクションを残念がったら、早速、大阪の同志からメールが届いた。そこには見舞いの言葉とともに「めちゃくちゃカッコ良かったですよ!」とあった。きっと多くの人の心に大きな何かを与えたであろう事を確信する。「結婚もせず仕事もせず音楽三枚の毎日を過ごす息子だったが、これで世間様に少しは言い訳ができるかも...」と父親がしみじみ語っていたけれど、実は、その両親の方だってなかなかの表現者なのだ。
 とりわけ父親の保さんの半生は、まさに真実一路だ。学生運動内ゲバでヨーロッパに脱出して、スエーデンのサーカス一座に潜り込んで巡った放浪記など、聞いてるだけでもワクワクするし、帰国しても妥協せずに社会と正面から向き合った彼の活動運動は市民運動家の語りぐさである。彼はまるで阿修羅のごとき工芸家なのだ。
 私事を公開できる立場じゃないのでほどほどにするが、ギャラリー店主としては作品を世間に広めるのが役割で、その阿修羅のごとき工芸家の制作した作品の一部を画像で紹介する。熱くて強い精神から生み出される作品は意外なほど「優しい」。
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