江差まで、

 江差まで行って来た。五月の催事「江差塗り工房展」の打ち合わせが目的だが、肝心の相手は函館に出かけてあいにく留守、上ノ国の花沢温泉経由、木古内回りで帰って来た。
 峠越えの国道脇には福寿草が咲き乱れ、林間の陽の射す地面ではカタクリも盛りだったはず。遠くの山並は白銀に覆われ、尾根や谷間を覆う原始林には春の気配が立ち込めてた。中山峠、見上げる上空にはヘリが二機北に向かっていたが瀬棚町で人身事故を起こした"札付き"ヒグマの捜索にちがいない。冬ごもりから覚めた彼らは空腹でもある。食べ物の選り好みをしなかったのかあるいは出来なかったのか、とにかくこの時期深い原始林も殆ど裸木だから彼らも身の隠しようがない。上空からなら丸見えで、おまけに所々に残雪があり逃げるほどに発見され易くなるだろうな。
 画像はJR江差駅だ。五月11日には、ここから上ノ国経由の木古内に至る江差線が廃止になる。鉄道の二重の意味での終着地点だ。
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