いつもの場所でも...

 北の開港都市も真夏だ、夜間窓開けて寝ていても幾度も目が覚める。寝込みはビールの勢いがあるのだけれど、その効果も汗とともに消滅するらしく、朝陽が東の空を明るくする前に目が覚める。枕元の文庫本に手を伸ばしパラパラめくってまたウトウトするのだが、そんな事を繰り返してるとやがて朝刊が届く時刻になる。
 今朝の一面もロシア発だ。このところ森林火災やウクライナなど事件が頻発している北の大国だが、大きな画像とともに「解ける極東、永久凍土が崩れ大陥没」とあった。シベリアのツンドラ地帯は永久凍土の上に広がってるのは知ってたが、幅600メートル長さ1キロにわたって陥没した厚さ500メートルの凍土崩壊画像を見れば眠気も消える、で、デジカメ下げていつもの場所まで出かけてきたが、こちらもロシア山林火災のせいか見慣れた景色が朧に煙っていた。
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