river runs through it

 定休日に江差に行って来た。快晴無風の美しい秋日和で、峠の紅葉は今が盛りである。道路際の楓や楢やウルシ達は金襴緞子の娘達のように華やかな色彩で、幾度も車を停めては何枚もの写真を撮った。間もなく色彩は色を失い、冷たい霙雨とともに舞い散るだろうけれど、こうした季節に心惹かれるのはそこに今の我が身を重ねあわせるからに違いない。
 江差では、古い蔵を再生して茶店にした出来立て物件を見たり、やはり蔵利用のパン屋さんに立ち寄ったりした。「江差の五月は江戸にも無い」と謳われた時代もあったわけで、往時の賑わいを記憶したこうした建物を、再生し、新しい光を照射する活動を見てるととても嬉しくなる。
 帰路は上ノ国経由の木古内回りにした。今年廃線になった江差線に沿った道だ。画像はその道から眺める鉄橋なのだが、一両のジーゼルカーもいまは走る事が無い。
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