開運招福招き猫展

 ここ毎年、新年ギャラリーの企画展は「招き猫展」を開催している。大衆食堂片隅の一段高い場所あたりで、まいど変わらずご利益あり気に鎮座してるあの招き猫だ。しかしそこは何と言っても工芸展、様々な作家が様々な創作手法や一見過剰とも見える美学を傾注した招き猫たちのご登場となる。今年のお正月は西野美津子さんや神一子さん、川添洋司さん、佐藤国男さんなどにご参加いただき皆様をお招き申し上げている次第。
 招き猫の誕生はたぶん江戸元禄だろう。愛されるけれどしかし媚びないペットを、名もなき人々が発展進化させたものに違いない。そこにはどこかミラクルやサプライズを乞い願う精神が見て取れるけれども、その所有者に代わって猫がおいでおいでするわけで、商売人にとっては猫の手も借りたくなる繁栄状態を猫に代弁させるのだ。思えばなかなか優雅な創造的産物といえる。またかと思われるかもしれないが英国の片田舎に住む先生と、中国に居住するその生徒を函館元町で再会させたそんな確かな実績を残した招き猫たちなのでもある。1月末日までの開催
DSC_0008.jpg