飯坂真紀さんは北海道京極の生まれ、岩手大学で美術を専攻して、現在も盛岡在住だ。アクリルグアッシュ、水性色鉛筆など混合技法で作品を発表し続けてるが、ご本人が配布した案内状によれば...
...縁あってギャラリー村岡に絵を飾らせていただくことになりました。街を見下ろすヨハネ教会の隣のすてきなクラフトショップです。函館においでの際にはどうぞお立ち寄りください...とある。
以前何かの記事で真紀さんの作品紹介を見たのだが、建物表現に興味をそそられた。特に「旧い小さな銀行」が印象的で、第3回東北の建築を描く展大賞受賞とあった。後日作家から聞いたが建物はすでに取り壊されて現存しないそうで、そんな出来事に幾度も立ち会ったギャラリー店主にとって是非とも実現させたい企画だった。
盛岡という都市には幾度か足を運んでる。数年前「町並みゼミ」にお呼びいただいたし、小中高の幼馴染である菅野昇くんがやはり岩手大に学んでたこともあり、時折訪ねては居候を決め込んだりした懐かしの地なのである。都市は消費し廃棄するばかりだと思ってきたが、こうして優れた作家が掬い上げる作品がまた都市住民の心の栄養になるというのもあらためて実感する。
飯坂真紀「函館湾の雨が上がる」展 会期2015年5月29日から6月28日まで
...縁あってギャラリー村岡に絵を飾らせていただくことになりました。街を見下ろすヨハネ教会の隣のすてきなクラフトショップです。函館においでの際にはどうぞお立ち寄りください...とある。
以前何かの記事で真紀さんの作品紹介を見たのだが、建物表現に興味をそそられた。特に「旧い小さな銀行」が印象的で、第3回東北の建築を描く展大賞受賞とあった。後日作家から聞いたが建物はすでに取り壊されて現存しないそうで、そんな出来事に幾度も立ち会ったギャラリー店主にとって是非とも実現させたい企画だった。
盛岡という都市には幾度か足を運んでる。数年前「町並みゼミ」にお呼びいただいたし、小中高の幼馴染である菅野昇くんがやはり岩手大に学んでたこともあり、時折訪ねては居候を決め込んだりした懐かしの地なのである。都市は消費し廃棄するばかりだと思ってきたが、こうして優れた作家が掬い上げる作品がまた都市住民の心の栄養になるというのもあらためて実感する。
飯坂真紀「函館湾の雨が上がる」展 会期2015年5月29日から6月28日まで