秋の石戸谷ステンド

 ここで常設展示してるステンドグラスだが、作者はひとり、札幌在住の石戸谷準さんだ。大変高名な作家で、本当はこんな小さなギャラリーには過ぎたる存在で光栄なことに創業時から気に入っていただき現在に至ってる。
 その理由だが、ギャラリー壁面にはガラスが多用されてる事だろう。外光を通して初めてステンドは本来の美しさが輝く。ただの壁面に展示しても「ぶら下がったガラス」でしかないのだ。そのうえ、周辺景観に教会鐘楼など魅力的な借景がある点だと思われる。つまり石戸谷作品はそんな優れた景色を、それも時事刻々移ろいゆく光の変化として際立たせるということだ。
 一昨日、その石戸谷さんがやってきた。季節にちなんだ作品と交換するためだ。デイジーやバラなどに代わってブドウをモチーフにした作品がたくさんやってきたけれど、それらを見てると時にはほんとに美味いワインを飲みたいなという気分になってくる。
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