ワーズワースは...その2

風が少しあるけれどやはり美しき五月の函館です。で、今日もワーズワースについて少し...。
昨日読んだ彼の"Daffodiles"にも、岸辺の水仙を眺めて『歳を経て足腰立たなくなった時に、安楽椅子で感動を呼び覚ますそんな水仙たち!」と素 朴に自然を讃えます。それがロマン派のロマン派たる所以、ひとえに褒め称えるべき自然があったという事実が尊いわけ。その後、地球は災厄まみれになってし まうが、そんな現代から振り返ると「美しいものはいつまでも存在しないよ」と詩人は言いたかったのかもしれない。ピーターラビットの故郷、ナショナルトラ スト誕生の地であるレイクデイストリクトの一角に忌まわしき核燃料処理施設をつくり、あろうことかその廃液の始末が絶望的状態にあると聞く。それは地球の こちら側でも同じ状況なわけで、ワーズワースは案外そんな時代を予言してたのかもしれないな、と思えてくる。

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